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活動報告

【開催日時】令和元年11月15日(金)15:00~16:30
【場  所】安芸区役所 保健福祉センター3F 大会議室
【参 加 者】安芸区、周辺4町(海田町、府中町、坂町、熊野町)の人権擁護の先生(約30名)

今回、安芸区区政調整課よりご依頼いただき、「認知症」をテーマに講師を務めさせていただきました。
人権擁護の先生方ということで、昨今のテレビ報道における児童虐待やハラスメントなども「人権侵犯」にあたることを最初にお話しされていました。
今回の講演内容についても期待していらっしゃったそうで、とても興味を持って聞いていただきました。
表題は『認知症の現状と社会的問題~薬剤師の立場から~』と、かなり固いネーミングになりましたが、自分の言葉でざっくばらんにお話ししました。
「認知症」はよく耳にする言葉になってはきましたが、依然としてその全体像をきちんと把握している人は少ないのではないかと感じます。
以前にも別の地域のサロンで「認知症」をテーマにお話ししましたが、それからどう変わったのか?改めて勉強しなおした次第です。
現状としましては、医療にも限界があり、「これを飲めば大丈夫」という薬もまだない状態です。
高齢化に伴い、患者数もどんどん増加していくのを食い止めることはできないので、「自分は大丈夫」ではなく、「誰にでも起こりえること」として考えることはとても大切だと思います。
それらを前提として、認知症患者さんやその家族を含めた、高齢者全体に対してやさしい社会・地域を作っていくことが課題だと思います。
まずは認知症を知ることについて、少しでもお役にたてたなら幸いです。

(タウン薬局 曙店 永冨 祐里子)

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