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活動報告

私たち居宅介護支援事業所中野(以下「居宅中野」)は、特定事業所として運営しています。
特定事業所とはどんな事業所かと言うと、「他法人と協働して事例検討(研究)を行うこと」が複数ある要件の一つで、いわゆる法人の垣根を越えて地域のケアマネジャーとともにスキルアップを図っていくことが求められています。
そこで12月12日に、僭越ながら私たち居宅中野が主幹で「かわぎしケアマネ勉強会」にて事例検討会を開催致しました。
年末でお忙しい中、瀬野川・船越並びに瀬野川東地域包括支援センター両圏域のケアマネジャーや地域包括職員の39名が参加。
また、事例提供者には、他法人の居宅介護支援事業所の新人ケアマネジャーさんに事例を提供していただきました。
総合司会を担当した山岡による挨拶のもと、前回のかわぎしケアマネ勉強会で事例提供を行った川﨑がその後の支援経過の報告を行った後、いよいよ事例検討会へ。
ファシリテーターは私が、板書きは鈴木と上本が担当し事例検討会を進行しました。
事例検討会は、病院でも「症例検討会」と言い、人材育成の手法の一つとして積極的に行われているように、ケアマネジャーにとっても支援のあり方や過程、その結果など、一連のケアマネジメントに関する業務の内容を振り返って評価する有効な手段と言われています。
また、事例検討会で事例提供者が提出する検討課題について、その事例を紐解いていくことで、これまで見えなかった事例の強さや、支援の方向性を見つけた瞬間、ケアマネジャーが持っている事例に対する捉え方が大きく変わり、支援のあり方を見出すことができるのも事例検討会ならではです。
この度の事例検討会を運営する私たちは多くの学びをいただいたと思っています。
今後も微力ではありますが地域のケアマネジャーとともにスキルアップができるよう取り組んで参ります。

(居宅介護支援事業所中野 管理者 中村 剛)

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